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【英国2ペンス硬貨が13万円に】ミントエラーが生む驚きのプレミア価値とは?

英国の2ペンス硬貨が、なんと13万円に――。

2025年4月、イギリスのとあるオークションにて、1985年に発行された2ペンス硬貨が、通常の価値の約4万倍となる**£750(日本円で約13万円)**で落札され、大きな注目を集めました。

Ultra-rare2pcoin-150x150 【英国2ペンス硬貨が13万円に】ミントエラーが生む驚きのプレミア価値とは?

掲載メディア:The Sun(英国の大衆紙)
掲載日:2025年4月30日
記事URLhttps://www.thesun.co.uk/money/34721718/ultra-rare-2p-coin-sells-nearly-40000-times-value/

・1985年に発行された英国の2ペンス硬貨が、通常の銅ではなく銀色の銅ニッケルで製造されるというミントエラーにより、オークションで£750(約13万円)で落札されました。
・このエラーは、5ペンスや10ペンス硬貨に使用される銅ニッケル素材が誤って使用されたことによるものです。
・コイン専門家のバリー・グラハム氏がこのエラーを特定し、XRFテストによって素材が確認されました。
・このようなエラーコインは非常に珍しく、他にも流通している可能性があるため、専門家は一般の人々に手持ちの硬貨を確認するよう呼びかけています。

このコインは、ごく普通の2ペンス硬貨…に見えますが、実は“ミントエラー(鋳造ミス)”が起きていたレアアイテム。通常であれば、2ペンスは銅色の「ブロンズ」素材で作られています。しかし、この落札されたコインはなんと銀色の“銅ニッケル”合金で作られていたのです。

ミントエラーとは何か?

ミントエラーとは、硬貨が造られる際に発生する意図しない素材・刻印・形状のズレのこと。特にこのような素材違いのエラーは非常に珍しく、コレクターの間では“超高額”で取引されることも少なくありません。

また、英国王立造幣局(Royal Mint)の公式記録では、この年に銀色素材の2ペンスは存在しないことが明らかになっており、製造過程での“誤作動”によって生まれたものと見られています。

アンティークコイン投資としての視点

このニュースは、「日常的なコイン」が“突然”高額資産になる可能性を示す好例です。特にミントエラーや限定発行のものは、年数が経つほどにプレミアムが乗りやすく、将来の資産価値として期待できるジャンル

多くの人が注目するのは金貨や銀貨などですが、「エラーコイン」「現代銘柄」「流通用貨幣」などの中にも、思わぬ宝が眠っていることを今回の事例が教えてくれます。

エラーコインは夢がありますね。もしあなたが手元に古いコインや外国の硬貨を持っているなら、改めてその価値を見直すチャンスかもしれません。

 

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アンティークコインの魅力に取り憑かれ様々な人に意見を聞きながらコイン本来の資産価値や芸術性の価値両面に見せられ収集を始める。 以前に比べコインの価格が上がることと共に本当に資産として価値のあるコインとは何かを考えるようになった。 絶対的に希少性と人気がないと資産性の面では劣ってしまうが実は銀貨にこそ魅力があることに気づき今ではすっかり銀貨に。 アンティークコインにメリットデメリットはありますがそれぞれに合った最高を提案させていただきたいと思います

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